
photo by Arielle Fragassi
miyamoです。
先日、他にブログを書いている人と話をした時に、「miyamoってブログの文書長いよね?」と聞かれることがありました。
僕は、そんなに長い文書を書いているつもりはないのですが、その人から見ると長く書いているようです。
ということで、確認してみました。
過去15記事を投稿していますが、平均文字数は2582文字でした。最少で1513文字、最大で4176文字という結果になりました。4176文字の記事は、PHPのソースコードが多かったので、この文字数になっています。
15記事中11記事が2000文字を超えていました。こう見てみると、長いんですかね?
書きたいことを書いていたら、結果的に文字数が多くなっていたというだけなんですが、たぶん皆さん、そうではないかと思います。
ただ、なかにはなかなか記事の文字数が増えないよ〜と、悩んでいる方もいるかもしれませんので、僕の文書の書き方を公開してみます。
それでは、いってみよー。
読みやすい文書を構成するには?
ただ長ければ良いというものではありません。読みやすくする工夫も必要です。
必ず見出しを使うこと
長い文書が、区切りもなく続いているのは、読みやすいですか?
僕は読みにくいです。どこからどこまでが一区切りかわかりませんし、読んでいて疲れてしまいます。
見出しを挟んで、文書を構造化していきます。
見出しはあらすじ、見出しだけ読んで意味がわかるようにする
ふだんネットの記事を見るときにどんな読み方をしていますか?1文字1文字全ての文書を読んでいますか?
特にスマホだと、斜め読みや流し読みではないですか?そのなかで、興味がある記事、ためになる記事だった時は、はじめから読み直すというようなことはないでしょうか?
ブログを読んでもらおうと思ったら、斜め読みでもなにが書いてあるのか、わかるようにしておく必要があるんです。
初回に読んでもらえるのは、見出しくらいです。見出しだけを読んだら、話のあらすじがわかるようにしておくべきです。
本文は見出しを補完するもの、見出しの内容を詳しく説明する
本文は見出しにかかれていることを、詳しく説明していくものだと思ってください。なので、本文は見出しに書かれていることにそって書いていきます。
あまり見出しとは関係ないことを書かないようにします。もし、あまりにも内容がかけ離れそうなら、別の見出しとして、そこに書いていきましょう。
見出し=段落を正しく使う
見出しとして使うのは段落です。
WordPressなら、段落1〜段落6までが用意されています。HTMLタグでいうところの、H1〜H6です。段落1(H1)は記事タイトルで使われていますので、段落2(H2)以降を使っています。
僕は、段落2と段落3をメインに使っています。この記事も、段落2と段落3で構成されています。
段落2を大見出し、段落3は中見出しとしています。小見出しが必要なときには、段落4を使うようにしています。
また、段落は順番に正しく使う必要があります。段落2→段落3→段落3→段落2→段落3→段落3のように、順番で使うようにします。
おすすめする見出しの数
僕がおすすめする、見出しの数は大見出しが3つです。それぞれの大見出しのなかには、中見出しを2つ〜4つくらいとします。
この構成だと、大きな話題が3つ、そのなかに関連する話題が2つから4つということになります。
これはあくまで目安なので、話の流れが不自然にならないようにしてください。
すあろぐでの文書の効率的な書き方
ここまでに説明で、文書の構成のしかたは、わかってもらえたと思います。それでは、僕の文書の書き方をご紹介します。
まず見出しだけを書きあげる
先ほど、見出しはあらすじという話をしました。見出しだけを書き上げて、全体の文書構成を作り上げてしまいます。これで、話の流れができます。
たとえば、先日アップしたこちらの記事「FX初心者に贈る最短で勝ち組になるための勉強法」も同じように、こんな感じで、まず見出しだけを書き上げました。
この見出しを書いただけで、すでに461文字になってます(笑)
話の流れがスムーズな見出しとなっているか?
見出しが書き終わったら、この見出しだけで、意味がわかる文書の流れになっているか、確認して下さい。これで話がつながらなかったら、直していきます。
本文は書きやすい見出しからでOK
本文は、上から書いていく必要はありません。書きやすい見出しのところから書いてもかまいません。
全部書き上げたときに、流れがおかしいところや、つながりがおかしい所があれば、微修正していきます。
慣れてくれば、上から書いていっても早く書けるようになります。
本文を書き終わったあとの推敲作業のやり方
文書は書き終わったら終わりではありません。どちらかと言うと、そのあとの推敲(すいこう)作業のほうが大切です。
誤字脱字のチェック
まず、誤字脱字のチェックです。夢中で書いているときは気づきませんが、あとで見直すと結構見つかります。
文書のゆらぎのチェック
ゆらぎとは、同じ単語を何回か使うときに同じ表記になっているか、ということです。
たとえば、「ください」と「下さい」のように、音では一緒ですが、表記が違います。このようなものを、どちらかに統一していきます。
難しい言い回しは声に出して読んでチェック
実際に声に出して読んでみると、読みにくいところがまれにあります。
言い回しが難しかったり、回りくどい表記になっているところなどです。そのようなところを、簡単な文書に直します。
時間をおいてから見直すのも有効な方法
書いているときは、書きたいこともわかっていますし、内容もわかっていますので、簡単な間違いを見逃してしまうこともあります。人間は、頭のなかで補正して読んでしまうので、気づきにくい傾向にあります。
しかし、しばらく時間が経つと、それらのことがリセットされ、新鮮な気持ちで文書を見ることができます。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか。
僕はこんな感じで、文書を書いています。この方法で書き始めてから、とても書きやすくなりました。
ですが、一度も文字数を気にしたことはありません。結果的に、この文字数になっているだけです。文字数だけにとらわれるのではなく、読んでよかったと思われるような文書を、書いていくようにしましょう。
文書の書き方に悩んでいる方の、何かの参考になれば嬉しいです。
おしまい。miyamoでした。