
photo by Markus Tacker
miyamoです。
WordPressには、テーマがいろいろ用意されていて、そのままでも良いデザインのブログとして利用することができます。
カスタマイザーという機能も用意されていますので、それなりにデザインを変更することもできます。
それなのに、HTML/CSS/PHPを覚える必要はあるのでしょうか?そのあたりを考えてみたいと思います。
それでは、いってみよー。
目次
HTML/CSS/PHPが必要と思う3つの理由
WordPressをより使いこなして、自分ながらの凝ったデザインにしてくためには、HTML/CSS/PHPの知識が必要となってきます。
WordPressのカスタマイザーでのカスタマイズには限度がある
WordPressには、カスタマイザーという機能が用意されています。ダッシュボードメニューの「外観」-「カスタマイズ」メニューから入ることができる機能です。
カスタマイザーでできるカスタマイズ内容は、テーマごとに違います。多いものもあれば、少ないものもあります。
僕が使っているSimplicityは、比較的多くのカスタマイズ項目が用意されていますので、簡単に見た目を変えていくことができます。
しかし、ここで用意されている項目以上のカスタマイズはできません。さらにデザインの変更をしたいなら、直接style.cssなどのファイルを修正していく必要があります。
このブログでも、見出しのデザインをSimplicityの標準から変えています。このような変更は、style.cssを直接修正しています。
より凝ったデザインにするにはCSSの知識が必要
カスタマイザーではできないデザインの変更をするためには、style.cssを修正する必要があるとお伝えしました。このファイルは、見た目のデザインを決めるCSSが集約されているものです。
たとえば、このブログのh2見出しは、このようにstyle.cssに追加しています。
.article h2 { background: #f7f7f7; border-left:14px solid #ffa500; padding: 12px 0px 12px 14px ; }
CSSの約束事で入力していく必要がありますので、CSSの知識が必要となります。
テーマの動きを変えるならPHPが必要
先日公開したこちらの記事。

この記事は、3つ表示される広告で使う広告ユニットを、それぞれ別なものにするための、カスタマイズ方法をお伝えしているものです。
広告3つをそれぞれ別なものにする理由は、クリック率など広告の効果測定を細かくするためです。テーマで標準で用意されている広告表示機能では、使える広告ユニットは1つだけです。
そのため、自分でカスタマイズして、個別の広告ユニットを使えるようにしたのです。
このように、テーマで用意されている動きを変えて、自分なりのものにしたい場合は、PHPソースの変更が必要となってきます。
PHPを覚えることで、どこをどのように変更すれば自分の希望する動きになるか、ということがある程度わかるようになってきます。
勉強する時に参考になるサイト3つ
最近は、勉強するために必要な情報を伝えてくれているサイトが、たくさんあります。なかでも、僕が勉強した時に参考にしたサイトをご紹介します。
こんなことを書いていますが、今年に入るまで、CSSもPHPもよく知りませんでした。もちろんWordPressもです。そんな僕でも、すぐ理解することができましたので、これからという人でも大丈夫です。
HTMLとCSSの集大成とも言えるサイト
HTMLとCSSを勉強した時にはこのサイトを見ていました。
いまでも、カスタマイズするときに、辞書的な感じで利用させてもらっています。
まずは、HTMLの基本とCSSの基本を見てください。見た目のデザインを変えるのはCSSです。CSSを使う機会のほうが多いので、特にCSSを中心に見てください。
セレクタがわかりにくいかもしれませんが、CSSでの一番の山場です。ここは、しっかりと理解するようにしてくだださい。
PHPの基礎を学ぶならここを見よう
WordPressで必要なPHPについての情報は、高橋のりさんのWebデザインレシピのこの記事がとても参考になります。
ここに書かれていることを理解できるようになれば、WordPressのPHPソースも理解できるようになります。
僕も、ここでPHPの勉強をさせていただきました。
よりWordPressの内部情報を知知りたいときには
PHPがわかるようになっても、カスタマイズするためには、WordPressで用意されている関数などの情報も必要です。
WordPressの公式マニュアルが用意されています。これを見ると、カスタマイズに必要な情報がわかります。
たとえば、僕がカスタマイズでよく使う「is_user_logged_in()」という関数も細かく解説が用意されています。
ちなみに、「is_〜〜」という関数は、いまその状態かどうかという結果を返してくれる関数です。先ほどのis_user_logged_in()は、WordPressにユーザログインしていればTrue、していなければFalseが返ります。その結果を利用して、その後の処理を変えていきます。
まとめ
WordPressのテーマの中には、ほとんどカスタマイズをしなくても、そのまま使えるものもあるかと思います。
僕が使っているSimplicityは、作者のわいひらさん(@MrYhira)も言われているように、カスタマイズ前提のテーマです。カスタマイズをしなくても、十分に使うことができますが、カスタマイズするほうがより幅が広がります。
たのしいWordPressライフを送りましょー。
おしまい。miyamoでした。
コメント
[…] HTML/CSS/PHP の学習はしていかねばならない ようです。 見た目のデザインを変えるのはCSS らしいので、まずはここから勉強していきます。 HTMLの基本はここで勉強できる そうです。い […]